簿記3級への道 ~その5 : 帳簿と仕訳~

 昨日は、仕事が早く終わったので、帰りの電車で簿記の勉強をしました。自分は今、「サクッとうかる日商簿記3級商業簿記 テキスト 【改訂五版】」という本で勉強してます。初心者にはとても入りやすい内容で、絵もたくさんあり飽きません。簿記を初めて受ける人でテキストに迷っている方がいらっしゃいましたら、是非、最初の入り口として読むことをオススメします。

 さて、今日は帳簿と仕訳について勉強します。

 前回までで、「貸借対照表」と「損益計算書」のことは簡単にですが勉強することができました。簿記は、この2つを作成することが目的ですが、期末になり一気にやろうとしても、資産のやり取りの詳細を人間は覚えておくことができません。また、都度書こうとしても、2つのシートに書いていたのでは、稼働ばかりとられてしまいます。そのため、通常行われる資産のやり取りは「帳簿」と呼ばれるものに記します。帳簿はノートもしくは電子データのものが一般的です。この帳簿を使い資産のやり取りを記すことを「仕訳」と言います。

 帳簿には、日付と勘定項目、借方、貸方の項目があります。日付は分かるのでとばし、勘定項目、借方、貸方について説明します。

 まず、勘定項目ですが、これは、やり取りしたものの名前(資産や負債など)です。ここで注意しなければならないのは、勘定項目は商品の名前や建物の名前などを直接書かないところです。勘定項目には、グループというものが大まかに別れており、資産の時の勘定項目、負債の時の勘定項目という形でしっかり別れています。また、勘定項目自体も、現金や建物などざっくりしたものしかありません。

 続いて借方です。借方は帳簿の左側にある欄で、資産が増えたときに増えた金額を記入します。貸方は、帳簿の右側にある欄で、資産が減ったときに減った金額を記入します。なので、借方と貸方の合計は常に等しくなることにも注意が必要です。

 例)お店で500円のイチゴを購入した場合

日付 項目 借方 項目 貸方
5/23 商品 500 現金 500

 以上が、帳簿と仕訳の説明です・・・ということで今日はここまで。

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