簿記3級への道 ~その6 : 現金~

 気付けば5月もあと少しで終わってしまいます。6月になったらジメジメした梅雨が到来し、基本平日だろうが休日だろうが時と場所を選ばずに降る雨は、休日の過ごし方を勉強一択にしてくれます。今から的を絞って、勉強することを決めるのはいかがでしょうか?

 さて、今日は現金について勉強していきます。現金と聞いて一番最初に思い浮かぶのは何でしょうか?大抵の人は硬貨や紙幣などを思い浮かべると思います。しかし、簿記の世界で現金と言ったら、なにも先の2つだけには止まらず、為替や小切手なども現金として扱われます。現金として扱われるものを以下に列挙します。

他人振出小切手
 他人が振り出した小切手は、金融機関に持って行くと現金になります。なので、他人振出小切手は簿記上で現金として取り扱います。因みに振り出すとは他人が小切手を発行することを言います。

送金小切手・郵便為替証書
 送金小切手、郵便為替証書は銀行や郵便局が送金の手段として発行する小切手です。こちらも金融機関に持って行くと現金に変えてくれるので、簿記上では現金として扱います。

配当金領収書
 株式を所有している場合、定期的に配当金を得ることができます。配当金は、配当金領収書という領収書の形で送られてきます。この配当金領収書は金融機関に持って行くと現金に変わりますので、こちらも現金として扱われます。

期限が到来した公社債の利札
 国債、地方債、社債をひっくるめて、公社債と言います。公社債には、利払い日というものがあり、その期日が来ると利息を受け取ることが出来ます。利息受け取りの際は、公社債証券の利札を切り取って、金融機関に持っていくと現金と交換することが出来ます。したがってこちらも現金として扱われます。

 以上の4点が現金に含まれるものの種類です。これらは、お金の代替の役割を果たすものばかりで、通称、「通貨代用証券」と呼ばれます。これらは結構重要みたいなので覚えておいたほうがいいようです。現金はよく使うのので今日勉強したことはしっかりと覚えておきたいと思います。ということで今日はここまで。