10代のFacebook離れが凄いらしい。

先日、10代のFacebook離れが凄いという記事を見ました。10代のメインはやはりLINEやTwitterなのだそうです。

あぁ、やっぱりなぁ。。。そうだろうと薄々は勘付いてたよ。と思いつつ、その記事が何故そうなのか?と言うところの原因について述べていたので読み進めてみました。

 

 

理由としてその記事は次のようなTwitterなどでの呟きを掲示し持論を述べていました。大まかに書くと以下のようになります。

  • LINEに比べFacebookは日本の若者向けのデザインじゃない。(例として外観が青一色ということを挙げている)
  • FBは普段顔合わさない人とゆるく繋がれる点で、コミニティや組織に接点持つ社会人に向いている。

とまぁ、そんな事を書いていたのですが、自分は本当にそういうことなの?違うんじゃないの?と思いました。

 

 

これは自論ですが、10代にとってFacebookは中途半端なものなのではないのでしょうか?

何が?と言われると、どう説明しようかとても困るのですが、簡単に言ってしまうと人との繋がり方がかなり中途半端だと自分は思っています。何もFacebookに限ったことではありません。これはmixiも同じだと思っています。

じゃあ、どうして中途半端だと思うのか自分の考えを書かせていただきます。

 

 

SNSにはほとんどの場合、というか必ずと言っていいですね。別アカウントと繋がることができるようになっています。

これはFacebookやLINEで言うところの「友達」、Twitterで言うところの「フォロー、フォロワー」、mixiで言うところの「マイミク」がそれです。この繋がっている別アカウントに対して自分が持っていたり発信したりする情報の取り扱いが各SNSによってどれも違っています。それがこの各サービスごとの人気の違いになっているのだと思います。

 

 

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

 

まずTwitterです。ブログを語っているだけあって、プロフィールからツイートから基本全てを公開しています。囲いはありません。見たい人がただ漠然と見て、返したい人は返す。本当にそれだけです。難しいものは何もありません。

 

 

それに比べてFacebook、mixiはというと、とりあえずログインしないと自分の情報すらも見えないため囲いがある一見するとクローズされたシステムだと言えます。

しかし、一度ログインすると、今度は打って変わって自由に別ユーザの情報を見ることができます。書きたいことを書き、それに対してコメントがつきます。つまりここの状態ではオープンなシステムなのです。

 

 

ここで何か言葉の違いに気づきませんか?それは自分の投稿したものに対する別アカウントのとる行動です。

  • Twitterはツイートに対して返信を行う。
  • Facebookやmixiは投稿に対してコメントをつける。

そう、これは似て非なるものなのです。Twitterの返信がメールなどのように直線的なのに対して、Facebookとmixiのコメントは掲示板などのように不特定多数が平面的に書き込みを行うものなのです。この差が人に与える影響はとても大きく、前者はただのやり取りですが、後者はやり取りに加え場の空気が発生します。

これは我々社会人のように多数のコミュニティに属しながら色んな人と広く付き合い、付き合い方もそれなりに付かず離れずの距離を上手く保つような人にはいい機能だと言えます。そういう人は大体知人一人に対して会う機会が少ないのではないかと思います。

しかし、10代というのは皆さんも思い出せばピンとくるかもしれないですがコミュニティの規模や複雑さ、数などどれをとっても社会人に比べて遥かに小さいです。

家族に学校、塾、部活、こんなものでしょうか?しかもそのどれもが毎日もしくは一週間のうちの決められた日数コミュニティメンバーにあう機会が約束されています。

そんなに頻繁に会っているのにわざわざSNSで繋がる必要はありませんし自分の情報を発信する必要もありません。どんなことをしていようと所詮次の日には嫌でも顔を合わせるのです。こんな状態でFacebookの利用をしようものなら、それこそむしろ自分に関する情報が外に行き過ぎて日常生活が窮屈になるでしょう。

こういったツールは普段会う機会の少ない人同士が繋がるための道具なのです。

 

 

では、そんな彼らに最も適したツールは何なのでしょう?そう、それがLINEです。

LINEの特徴はそのクローズされたシステムにあります。友達になっても常に自分の発言等々が見られるわけではありません。

また、LINEは基本自分と相手を結ぶチャネルしか開きません。ですので、その人と密接なやり取りができます。この点が不特定多数を相手にしたFacebookとの大きな違いなのです。

 

 

こう見ていくと10代が求めている人間関係というのが見えてきます。それは極端に接近しているか、極端に離れている人間関係です。多くの人といい距離感でお付き合いするより、同じ思いを共感できる、自分を分かってくれる人とだけ深く繋がりたい。でも何もかもは打ち明けたくない。LINEはそんな年頃ならではの矛盾した考えが支持したアプリなのかもしれません。

 

 

最後に今後SNSはどうなっていくのか?というところをせっかくなので予想してみたいと思います。自分が思うに、そのうちFacebookもmixiもLINEすらもなくなっていくような気がします。まぁサービスなので完全になくなるわけではないですが、アカウントはあるけど利用率が凄い低い水準まで下がるのではないかと思います。なぜならこれらのツールは人を近づけ過ぎているからです。

家族ですら長く一緒に居ると嫌なところが多く見えてしまいだんだんストレスを抱えるようになります。またそれとは逆にどんなに苦手な人でも久々に会うとそこまで嫌じゃなかったなんてことも皆さん経験があると思います。

要は人はある程度の距離を保つというのが諸々拗れない秘訣なのです。なのでSNSをはじめこういったものが幅を利かせる時代は収束に向かい始めている。それが10代のFacebook離れという今回の記事だったのではないでしょうか?KUJIRAでした。