「インターフェイスLoopback Pseudo-Interface 1 の解放中にエラーが発生しました」というエラーが出て・・・
こんにちは、先日PCでブラウザを立ち上げインターネットにアクセスをしようとしたらまったく繋がらなく、2時間ばかり悪戦苦闘してしまいました。
解決の糸口をつかんだのは「ipconfig /release」と「ipconfig /renew」を行ったときでした。コマンド実行後、プロンプトがまったく帰ってこなくなり、一時たつと以下のようなエラーを出力しIPの取得に失敗しました。
インターフェイス ワイヤレス ネットワーク接続 の更新中にエラーが発生しました:DHCPサーバーに接続できません。要求がタイムアウトしました。 メディアが接続されていないと、ローカル エリア接続 に対する処理はいずれも実行できません。 インターフェイス Loopback Pseudo-Interface 1の解放中にエラーが発生しました:指定されたファイルが見つかりません。
何のことだかさっぱり分からず、ググってみるとどうやらウイルスソフトの仕業らしく、ウイルス対策ソフトであるMcAfeeを一度無効化したら無事解決しました。「またバカフィーの仕業か」と思いいい加減この糞ソフトどうにかしないとなぁなどと思った障害でした。
では、一体何がセキュリティソフトの期限を損ねたのでしょうか?エラー文から少し読み解いてみようと思います。
まず、
インターフェイス ワイヤレス ネットワーク接続 の更新中にエラーが発生しました:DHCPサーバーに接続できません。要求がタイムアウトしました。
と
メディアが接続されていないと、ローカル エリア接続 に対する処理はいずれも実行できません。
の部分です。これらはさして難しいエラーではありません。用はDHCPサーバ(ネットワーク上のクライアントに対してIPを割り振るサーバ)に接続できず、タイムアウトしたということを言っているのです。また、タイムアウトしIPが取得できなかったためネットワークに接続できていないのでローカルエリア接続に対しての処理はできませんよ。と言っているのです。
問題のなるのは最後の
インターフェイス Loopback Pseudo-Interface 1の解放中にエラーが発生しました:指定されたファイルが見つかりません。
の部分です。「インターフェイス Loopback Pseudo-Interface 1」って何?って感じですが、これはWindowsが提供するIPv6用の擬似インターフェイスの一つです。
WindowsではIPv6を利用する際に3つの擬似インターフェイスと一つの物理インターフェイスが与えられます。ざっくり言ってしまうと、「ループバック用」、「IPv4ネットワークで通信を行うためのトンネリング用」、IPv4インターネットで通信を行うためのトンネリング用」、「物理インターフェイス」という用途で使われています。
今回問題になっているのは一番最初に書いたループバック用です。つまり「ipconfig /release」でDHCPから取得したIPを解放したまではよかったが、ウイルスソフトの誤作動でループバック用擬似インターフェイスを司っているファイルをロックしてしまったためループバッアドレスの解放に失敗しエラーになった。こんなところでしょう。
最近Windowsを深いところまで触る機会がなく勉強できていなかったので少しは見になったと思います。新しいOSが出たら都度ちゃんと弄らないとダメだなぁと思いました。