宮部みゆき 「小暮写真館」

 技術系の記事しか書いていないので、たまには本のことを書こうと思います。

 KUJIRAが今年、本を読んでいて一番面白かったのは、「700ページの宝箱」のキャッチコピーが新しい、宮部みゆきさんの小暮写真館です。

 この物語は、町のぼろい写真屋さんだった小暮写真館に引っ越してきた、英一含む花菱家の物語です。

 ある日、英一の下に一枚の心霊写真が転がり込んでくるところから話が始まりますが、全体的に飽きない。登場人物それぞれがとても面白く、ストーリーもすごく面白い。4つの話から構成されており、どれを読んでも心が温まって、満足感が得られると思います。

 最期の話である「鉄路の春」では、感動のシーンが要所要所に盛り込まれていて、思わず泣いてしまいました。

 やっぱりKUJIRAが一番泣いたのは、英一が全てを悟ったときに書かれている、625ページの最後の行
「——–あれは、風子だ。」
です。

 泣きました。マジ泣きです。風子は回想でしか出てきませんけど、マジ可愛い(*´▽`*)。それ故に涙が出てくる。そしてピカも可愛い(*´▽`*)。更に英一は立派な兄貴過ぎる(*´▽`*)b・・・それに比べて俺はクソだなぁ・・・OTZ。

 後、キーパーソンなのがやっぱなんと言っても垣本順子!この人は最初のアクの強さが中盤、終盤と変化を経て物語をとても面白くしてくれているのでそこも見所だと思います。

 読んでない人はぜひ読んでみてください。お勧めです!!!KUJIRAでした。


  • 今回紹介した本
タイトル 「小暮写真館」
著者 宮部みゆき
出版社 講談社
発売日 2010年5月14日
価格 1900円(税別)
ページ数 722ページ